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プチ・バカンス(宿編)

.23 2008 旅行 comment(4) trackback(0)
さて、こうして到着したこの「バリ風リゾートホテル」だが、とても評判が良いというクチコミの割にはバリ家具で雰囲気を出してはいるものの、安普請な建物という印象というのが着いて間もない僕の正直な感想だった。

19:30からの夕食前に貸切風呂へどうぞということで地下にある浴室へいく。
まぁ、どこにでもあるような「家族風呂」・・・定員2~4名といった感じだ。
「バリ風呂」なんて名乗っているけれど、リニューアル前は純和風だっただろう?なんてことは建築に携わる僕でなくてもカミさんですら判る。

窓があってドライエリアが庭園になっており、そこに水が流れて池になっている。
ここにもあちこちに熱帯雨林の植物と例のカエルの石彫りが置いてあって、これを「バリ風」というのだろう?
何故か二人とも浴室にカメラを持ち込んでいた。
カミさんの裸の写真をはじめて撮ったけどまさか勝手にブログに載せたら何が起こるかわからないだろうから載せませんよーだ。
僕も桶を局部にあてがったり、股間を泡だらけにした写真を撮られたけど見る人によっては多大なご迷惑となりますので載せません。

ここは温泉だがお湯の質がどうかというよりもゲルマニウム鉱石とお茶葉が入った袋が湯船に入った濁り湯だったから良いか悪いか僕にはわからない。
ただ言えるのはお風呂というよりお茶に浸かっているようだった。
やはり期待に反した大した事のない宿だったのか??
・・・う~ん、前評判は何だったのか?何が好評なのかわけがわからない・・・

湯上りは到着した時に渡された作務衣を着た。
色とサイズは好きなのを選べたので僕はオレンジ、カミさんはピンクを選んだ。
到着した時に館内にコレを着た人を何人も見かけたが僕はてっきりここの従業員の制服だとばかり思っていた。
まぁ、これも「バリ風」のつもりなのだろうか?
僕には居酒屋の店員にしか見えなかった。

こう言っては何だが、僕は細身で小顔で背丈もそこそこある7等身なのでけっこう何を着ても似合わないものが少ない。
しかし、この作務衣、選んだサイズが大きすぎたみたいでブカブカだったのはご愛嬌だが、これを着た己の姿を見て思わず思ったのは元オウム真理教(今は何ていうんだっけ?)の上祐史浩氏みたいだった。
湯上りにこの格好でロビーでくつろいでいる時にカミさんがけっこう周りに聞こえる声で「ホントに上祐さんみたいだよ」と言ったものだから一気に周りの注目を帯びてしまい、示しがつかなくなった僕は近くにいた女性に「どうも、上祐です。そしてこちらがウッパラバンナーです」とカミさんを指したところ、ドン引きされた。どさくさでカメラのシャッターを押してもらったが、けっこう自分で言っておいて後からすんごく恥ずかしかった。
blog 604

気を取り直して部屋に戻り、夕食への身支度をする。
そうだ、こんな作務衣を着せられることを想定してはいなかったが今回は大人の夏のバカンスらしくマイ浴衣を持参してきたのだった。
なぁ~んていっても僕は自分で角帯を締められないのでカミさんにやってもらう僕はその間、両手が空いたので立ったまま冷蔵庫のビールを一気飲み!
ナントこのホテル、各部屋の冷蔵庫の中身は全てサービスだ!

そして二人は浴衣姿でレストランへ登場するのだが、作務衣を着た多くの信者・・・ではなく宿泊客の中で、これまた一際目立ってしまったようで従業員からは意味もなく拍手で迎えられてしまった。

レストランの席も配置や椅子の心地は悪くないが照明の加減が上手くない・・・
あ~ぁ、まだインテリアのダメ出しをやってしまっている自分がちょっと嫌に思えてくる。

ならば料理に期待しましょう!

アジアン風のオードブル・・・春巻き・粽(ちまき)・・・ふむふむ
すると山高帽のコックが籠を持ってきて「焼きたてのパンです」と勧めるので蓬のパンをもらう。
「でも粽にパンかぁ?」と内心思った。
次に来たのがナント「お造りです。サワラと鯛になります」・・・っておいおい!
更に追い討ちをかけるかのようにさっきの山高帽がまた籠を持って「パンのお代わりはいかがでしょう!焼きたてですよ」だと・・・おいおいおいっ!
刺身と一緒にパンを食えというのか?せめてカルパッチョならばわからなくもないが?ワサビと醤油を出されても・・・

なるべく表情に出さないように振舞っていたが段々と腹が立ってきた。
が、同時にここまでの一連に苦笑してしまっていて、カミさんも僕の腹の中をすっかり読んでしまっていた。
せっかく来たのだから楽しんでいこう!
僕らは割切ってしまうとすぐ楽しくなる単純な夫婦だ。

料理を運んでウェイトレス・ウェイターから浴衣を誉められてだんだんイイ気になってきた。
そう!ここで食事の前に嬉しいことを一つ聞いていた。
ここのホテル、部屋の冷蔵庫のみならず、このレストランでも飲物がフリートリンクだったのだ!
まずはビールをグラスで2杯、そして魚料理になるころにはジントニックを3杯、メインの肉料理になると赤ワイン・・・何杯飲んだのだろうか?
最初に刺身にパンを出された時はコノヤローと思ったこともすっかり忘れ、実はなかなか料理も美味しいのだ。
僕ら夫婦は二人とも少食なので「食べ放題」のたぐいでは絶対に損をするがこの日のフリードリンクは帰りの心配無用だからグイグイ飲めてしまう。
けっこうゆったりと時間を過ごし、お腹も一杯だった。
それよりもイイ気になってけっこう赤ワインを飲んでしまったのでだいぶ酔っ払って顔が真っ赤になった。
blog 608

隣の席の関西弁のカップルがやってきて何を勘違いしているのか?乾杯を求めてきたので酔った勢いで快く応じ、「ルネッサ~ンス」とグラスを高々と上げた。・・・何やってるんだろう?

すると場内の照明がゆっくりと暗くなり、まるでチークタイムでも始まるかのようなBGMが流れ出す。
・・・っと、いきなり窓の外には花火がボーボー吹き上がる。
何が始まるんだ?
「今宵、お客様の中に記念日を迎えられる方が2組いらっしゃいます。皆さんでお祝いしましょう!」とアナウンスされたので誰だ?誰だ?このやろ~ときょろきょろしていると自分のテーブルにスポットライトが当たっていた。

ナント、春に結婚記念日が花見と兼ねて終わらせてしまったのでカミさんが勝手に仕切りなおしを仕掛けていたのだった。
もう一組、我々とは対照的な暗~いおとなしいカップルがいたが場内は我々夫婦を中心に全員で乾杯を受けてしまった。
何だか浴衣を着たのが作為的みたいになってしまったが結果オーライだったみたいだ。
blog 610

しばらくしてデザートの後に再びホテルから僕たちにロウソクが灯ったケーキがプレゼントされた。
そしてウィッキーさんによく似た支配人が挨拶に来て「今日はお二人浴衣でとてもカッコイイです、オシャレです。お料理の方は満足いただきましたでしょうか?」と聞かれた。

「あんた、刺身にパンもってきてよくそんなこと聞けるなぁ?」と思ったがどうかはナイショだが気分がイイ上に大人ですから「とても満足で楽しいですよ」と応えてた。
(でも本当の親切というのはやはり刺身とパンの取り合わせを指摘してあげることではないだろうか?)
支配人は続けて各テーブルに挨拶廻りしている。
再び僕らのテーブルにも戻ってきた。
「この後、このレストランでお夜食もご用意しております。飲物もフリードリンクなので是非またお越しください」とのことだった。

この「お夜食+フリードリンク」、もちろんホテルのサービスに含まれていたのだった。

こうなると実に単純である。
さっきまで気になっていた安普請のインテリア、適当な「バリ風」演出も逆にご愛嬌でなかなかいいじゃないかと思えてきた。
食事の席では従業員が写真を撮ってくれてそれを翌朝、台紙に貼ってプレゼントしてくれるというのだ。
一度レストランを出るとカミさんが「カラオケルームを予約してある」と言う。
えっ?バリ風リゾートでカラオケ??嫌いじゃないけど

そして8室あるカラオケルームの一室に入る。
ここでもフリードリンクだ!なんとこれもホテルの宿泊サービスだった。
時間的には1時間の利用だがサービスだから文句もあるまい!
18番を熱唱し、カミさん3曲、僕8曲みたいな感じで歌いまくった。

すっかり楽しんだ後、一風呂浴びにいく。
今度は「お茶風呂」ではなく大欲情じゃない・・浴場で思い切り身体を伸ばしたかった。
・・・よかった・・・ここのお湯は透明だ。
貸切風呂から続いている「バリ庭園」はここでは滝が流れている。
いや~気持ちがイイ~

浴室入口前でカミさんと待ち合わせる。
ここも湯上りに冷たい飲物とアイスキャンディーがフリーサービスだった。

おっ!マッサージチェアーが3台置いてある。
小銭を持ってくればよかった・・・と部屋に小銭を取りにいこうとすると「こちらも無料です」と教えてもらった。
なんだかすごく得した気分だ。しかもこのマッサージチェアーはよくあるコイン式のようなコースメニューで時間がくると止まるものではなく、後ろに利用者がいなければ好きなだけ座っていられるのだ。

最初は館内にエステがあったのでここでオイルマッサージをしてもらうつもりだったがさっきからあれもこれも全部サービスで宿泊料金に含まれているのでこうなりゃマッサージも機械にお任せすることにした。

二人でけっこう長時間揉みほぐされていたので喉が渇いた。
ならばとさっきのレストランのバータイムに行く。

夜食はバイキング式なので好きなものを好きなだけとればいい。
もう夕食でお腹は一杯だったからおつまみを少々もってきてジンバックとモスコミュールを飲んだ。

いやぁ~飲んだ飲んだ、タダだと思っていい気になって飲んだ。
気づけばこの「エセ・バリ・リゾート」にすっかり馴染んでいるではないか?

再び風呂に入り部屋に戻ったのは2時をまわっていた。
浴衣を脱いで裸のまま爆睡してしまった。

目覚めたのは朝の4時半・・・全身汗ビッショリで肩と背中が超痛い・・・
何があったんだ?飲みすぎか?・・いや、酒は完全に抜けていた。
何かに縛られているみたいに身体が動かない、横をみるとカミさんが口をあけたまま死体のように寝ていて脚が僕の胴体にどっかり乗っかっていた。

早すぎるのでもう一度寝ようとしたが、休暇をとっておきながら急に仕事を思い出し色々考えていたら眠れなくなってしまった。
なので風呂に入りに行く。昨夜と同じく大浴場は僕一人きりで独占だ。
それにしても身体中が痛い・・・
マッサージチェアーに座るが昨夜とちがって痛くて痛くて耐えられない・・・

部屋に戻るとカミさんが目覚め、僕と同じく身体中が痛いと言う。
どうやら昨夜のマッサージチェアーのやりすぎで揉み返しがきたようだ・・やれやれ

カミさんに背中を揉んでもらってから朝食にいく。
自分の記憶以上に盛り上がってしまったようでホテルの従業員からは「昨夜は私どもの方が楽しませていただきました」と言われた。 (嫌味かな?)

腕にタトゥーを入れた関西弁のカップルも挨拶してきた。
見た目と裏腹の腰の低さに拍子抜けする。

朝食もけっこう豪華、というよりボリューム満点だ。
最初にバイキング式だと言われ、カミさんはさっさと取りに行く。
僕は身体がダルくて少し座ったままだった。
するとウェイターが来て「こちらは和食のおかずセットです」といってデカイ弁当箱のような器を置いていった。
blog 611

出ましたぁ~・・・
そんなことも知らないカミさんはいかにもホテルの朝食っぽくコンチネンタルな料理とパンを持ってきて立ちすくんでいた。

座っててよかった・・・
僕はご飯と味噌汁をもってきた。もうこれで十二分にお腹一杯だ。

ゆっくり食事してフルーツとコーヒーをいただいてから庭を散歩した。

ここは別荘地内にあり、周りはあまり開けていないので一歩敷地外にでるとただの田舎だ。
従って景色はあまり良いとはいえないけれど人がわんさかいない分、何だか「ここに帰ってきた」ような気分になれるところがイイネッ!

部屋に戻り、また風呂に入り、それでもチェックアウトは11時だからまだ余裕がある。
完全に寝不足で身体がダルかったので転寝してしまった。

目覚めるとカミさんが帰りの荷造りを終えていた。
あ~のんびりした。
フロントでチェックアウトの手続きをしていると従業員からジャンケンを求められた。
「昨夜は楽しませていただいたのでジャンケンに勝たれたら粗品を差し上げます」という。
・・・で・・・こうゆう時はたいてい勝つ!
もらったのは今年新しく出来たこのホテルの姉妹店の利用30%割引券だった。
ここから10分くらいのところにある、これまた「バリ風」のホテルだ!

・・・えっ?・・・
どうやらカミさんはこの姉妹店を予約したつもりでいたらしい・・・
なかなかいいオチであった。ならばせっかくだからまた次はこの姉妹店に来なくては・・・
blog 614

そう話していると隣でチェックアウトしている客もジャンケンしているではないか!
何だよ、僕だけ特別なのかと思ったら・・・まいっか

というわけで、このホテル、着いたときの印象と帰るときの感想がこれほど変わってしまうとは?
これは僕だけが感じることなのかどうかはわからないが、「リピーターが多いクチコミの宿」として有名だというのは「ある意味」で理解できた気がする。
また、客としてシビアな評価をするほど僕は通ではない、結果としておわってみればずいぶん一晩で楽しんでしまったことに感謝していた。
そしてお会計をして腰を抜かすほどビックリ!
この料金でここまでサービスしてもらっちゃっていいのだろうか?恐縮してしまう。
酒代だけで十分に元を取ってしまった感じです。


またここに「帰って」くるか?
・・・答えは・・・「わるくないかも?」ってところです。
その前に本命だった姉妹店にも行かなくては・・・・ネ



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こ~んず
楽しまれたようですね、最後のオチが最高です(笑)
それにしても、510さんといい、笹本さんといい、文章力のある人が羨ましいです(苦笑)
2008.07.24 22:39
笹本隆太郎
ありがとうございます。
この分だと近いうちに「姉妹店」に行くことになりそうです。

僕は文章力などありませんよ、
考えないで記憶を一気に書き上げるだけなんです。
2008.07.25 09:44
510190
次は↓ですね(笑)

http://www.balian-izu.com/

また感想を聞かせてください。
2008.07.25 13:02
笹本隆太郎
あたり!

それですよ~・・・
で、僕が言ってきたのが「アンダ」
一碧湖の近くというのはいいのですがちょっと世間体のいいラブホみたいですね?

30%off券あげるから190さん偵察してきてください。
ただし君の大好きな「ガーデン風呂」はないみたいなので内風呂でハッスルしてください!
2008.07.25 13:50

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